大文字と小文字の練習
子供に英会話をさせたいなぁと考えたとき、一緒にアルファベットも導入していきますよね。日本の多くの学校が大文字からメインで教えていきます。小さい子は特にまだ指先を器用に使うことが難しいので、直線で書くことが多い大文字は書く練習には適しています。でも絵本にしても、自分の名前にしても、大文字は最初の頭文字としては出てきますが、ほとんどの文字は小文字です。書くこととは別に、やはりカード遊びなどでアルファベットをおうちで練習する機会があるときは、小文字もしっかりと使って練習してみてくださいね。
身近な練習としては、自分の名前で練習してみてもいいですね。
アルファベットの導入では、ABCの歌がやはり最初となります。耳で聞いて、目でアルファベットを追っていくと、2つの感覚を使ってアルファベットを学ぶことができるので、スクールでも導入レッスンではAからZまでのチャートを使って、歌に合わせて学んでいきます。そんなことで?と思うかもしれませんが、やはりこれが一番の近道ですね。英会話も耳から子供たちは学んでいきますし、アルファベットを学んだあとに、フォニックスといって、文字と音を組み合わせて単語を読んでいくやり方を学ぶ時には正しい発音が必要となってくるので、aの発音を「エー」というのではなく、「エィ」と言えるように、CDなどを上手に使って教えてあげてくださいね。意外とAからZを正しい発音で言える人は少ないんですよ。私も日本の大学のレッスンで、外国人の先生にチェックされて、いくつかのアルファベットの発音を直された記憶があります(苦笑)
音に合わせてきちんとアルファベットを触りながら歌えるようになったら、ある程度分かってきているなぁと判断ができると思います。それからカードを順番通りに並べていったり、大文字と小文字をマッチングさせていったりする遊びができるようになります。
子供はやはり遊びの中から楽しく学ぶことがいいので、お父さん、お母さんと一緒にゲーム感覚でお家で導入してみてくださいね。
書く練習はまた別のお話として、また次の機会にご紹介しますので、楽しみにしていてください!